Antelope Canyon(アンテロープキャニオン)の後、買い物を済ませてMonument Valley(モニュメントバレー)に向かいました。
Monument Valley付近にはお店がほとんどないので、Pageで買い物をしていくと、後が楽になると思います。
2014年12月 訪問
【評価点 5段階評価】
ここは国立公園ではなく、ナバホ族によって管理されています。
入場料を払った後、宿であるThe View Hotelにチェックイン。
このホテルは文句なしのロケーションで清潔感もあり、とてもいいホテルです。
冬季だったため、予約も簡単、値段も安く、ガラガラでした。
そのおかげかWi-Fiも速かったです。
ホテルには展望台のような場所があり、ここからいわゆるひとつのモニュメントバレーの写真が撮影できます。
初日は曇り空でした。
ビュートは3つの時が一番バランスよく感じましたので、地平線をどこに持ってくるかくらいしか、やることがありませんでした。
夕方には少し雲が切れ、太陽が覗きましたが、The View Hotelのロケーションから夕日の撮影は絶望的でした。
季節が変われば夕日の位置も変わると思いますが、この時はホテル裏側の空き地に移動して撮ってはみたもののこんなもので精一杯。 なんだこりゃ。
さあ、それなら星景だ!と思ったのですが、なんとなんと、訪問初日は満月。。。
真っ暗な空間で月明かりがこんなにも明るいとは。。。
この写真、日没後です。太陽みたいなお月さま。
月が明るすぎて、星がほとんど写りません。
こちらは二晩目の月の出のタイミング。
ISO8000まで上げて星を撮りにいきました。
オレンジ色に見えるのは夕日ではなく、お月さまです。
一晩目は真夜中3時くらいに雲が晴れるとの天気予報だったため、目覚ましをセットして何とか起床。
カメラと三脚を担いで撮影に行きました。
The View Hotelからではホテルの光が邪魔になるので、ホテルの前の崖を少し降りてごつごつの岩場に撮影場所を確保しました。
懐中電灯も持っていきましたが、月明かりのおかげで足元もよく見えました。
大自然、星空と満月の下に一人。
満月の月明かりがビュートを照らし、予想もしていなかった写真が撮れました。
ビュートの岩肌が日中のように照らされて、星空との不思議なバランスを生みました。
14mmと24mmの画角の違いです。
14mm(上)だと空が広く写るので北斗七星がくっきり見えます。
24mm(下)だとビュートが強調されます。
北斗七星もビュートも、と欲張った結果の縦位置撮影。
月が明るいとはいえ、ファインダーやライブビューでで構図やピントを合わせるのはかなり難しいです。
「ISOを上げて短いSSで仮撮影→確認→ISOを戻して撮影」の繰り返しでした。
レリーズを利用して、初コンポジットに挑戦してみました。
10秒撮影、1秒インターバルで設定しましたが、後からExif確認すると実際は20秒のものもあったりしました。
今回はKikuchiMagickというフリーソフトを利用して合成してみました。
あんまりいろいろと考えずにただ合成しただけですが、これはこれで好きです。
もうちょっとしっかりやればもっとスムーズな線のつなぎになるのかもしれません。
夜が明けてきて暇になってきたので、遊んでみました。
この写真の撮り方をよく聞かれますが、これはとっても簡単です。
明るいと自分が写ってしまいますが、真っ暗の中でやれば字だけが浮かび上がります。
字を反対側に書くことの難しさと、写っている範囲の認識、の2点をクリアできればどんなものでも書けると思います。
朝方の星景撮影をしていると、あっという間に日の出がやってきました。
ホテルの部屋に戻って家族を起こして、鑑賞します。
一番上の写真はこのタイミングです。
もう少しビュート側から太陽が上がってくれるとよかったのですが、こればっかりは仕方ありませんね。
日の出を撮影するとその速さにカメラの設定を合わせるのが大変です。
マニュアルでSSをいじるか、カメラに任せるか、悩みながらの数分間です。
Monument Valleyでの星景撮影をどうしてもやりたかったので、我が家はここで2泊しました。
三日目の朝に日本人のご家族とお会いしましたが、前日夜に到着→朝起きたら濃霧→スケジュール的にもう出発しないといけない、とおっしゃってました。
結果的にビュートをはっきり見ることができなかったと嘆いていらっしゃいました。
朝から晴れた二日目に撮影した写真です。
こうして振り返ってみると焦点距離32mmをよく使っていますね。
APS-Cなら20mmくらいですので、キットレンズ広角端でカバーできると思います。
ビュート以外にも巨大な岩がいっぱいあります。
14mmの超広角でギリギリ入るサイズ、とにかくでかい。
John Ford Point(ジョン・フォードポイント):映画監督ジョンフォードが好んで使った場所。
私の腕では写真にすることができませんでした。
二日目の夕日を何とかしたかったのですが、何ともなりませんでした。
今回の旅で借りた車はJeepのGrand Cherokeeでした。
この車を選んだ一番の理由はこのモニュメントバレーを安全に自力走行するためでした。
期待に違わぬ走破性で、全く問題なく走ることができました。
全席シートヒーター・革張り・サンルーフといった高級グレードでしたが、燃費も20MPGといい相棒でした。
ちなみにThe View Hotelに泊まっていれば夜中もMonument Valley内の道を走ることができます。
上の写真にもヘッドライトが写っているものがありますが、夜間にビュートの傍まで向かう人は少なからずいました。
ですが。。。完全に真っ暗な中を走りますので自信がない限りお勧めできません。
お読みいただきましたら、下のボタン2つ押しておいてくださいませ。
Monument Valley付近にはお店がほとんどないので、Pageで買い物をしていくと、後が楽になると思います。
2014年12月 訪問
NIKON D810 - Sigma 24-105mm F/4 DG OS HSM - 24 mm - 1/60 sec (f/8) - ISO 64 - (0 EV) |
【評価点 5段階評価】
- 写真オススメ度:★★★★★
- 写真難易度:★★
- 危険度:★
- 混雑度:★(冬季)
- レンズ焦点距離:広角-標準
- 三脚:推奨
- レリーズ:推奨
- フラッシュ:不要
- アプリ:星景撮影時に北極星(Polaris)の位置がわかるもの、私は Night Sky 使用しています。
- 懐中電灯:星景撮影時必須
- 広野の中にビュートが佇むため、どんな角度から撮っても写真になります。
- ビュートを何とからめるか、がポイントですが、これは難しいです。
- 星景撮影のために敷地内の The View Hotel(ビューホテル) がお勧めです。
ここは国立公園ではなく、ナバホ族によって管理されています。
入場料を払った後、宿であるThe View Hotelにチェックイン。
このホテルは文句なしのロケーションで清潔感もあり、とてもいいホテルです。
冬季だったため、予約も簡単、値段も安く、ガラガラでした。
そのおかげかWi-Fiも速かったです。
ホテルには展望台のような場所があり、ここからいわゆるひとつのモニュメントバレーの写真が撮影できます。
初日は曇り空でした。
NIKON D810 - Sigma 24-105mm F/4 DG OS HSM - 32 mm - 1/60 sec (f/8) - ISO 64 - (0 EV) |
NIKON D810 - Sigma 24-105mm F/4 DG OS HSM - 32 mm - 1/50 sec (f/8) - ISO 64 - (0 EV) |
夕方には少し雲が切れ、太陽が覗きましたが、The View Hotelのロケーションから夕日の撮影は絶望的でした。
季節が変われば夕日の位置も変わると思いますが、この時はホテル裏側の空き地に移動して撮ってはみたもののこんなもので精一杯。 なんだこりゃ。
NIKON D810 - AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED - 24 mm - 1/5 sec (f/9) - ISO 64 - (0 EV) |
さあ、それなら星景だ!と思ったのですが、なんとなんと、訪問初日は満月。。。
真っ暗な空間で月明かりがこんなにも明るいとは。。。
この写真、日没後です。太陽みたいなお月さま。
月が明るすぎて、星がほとんど写りません。
NIKON D810 - AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED - 22 mm - 10 sec (f/5) - ISO 400 - (0 EV) |
ISO8000まで上げて星を撮りにいきました。
オレンジ色に見えるのは夕日ではなく、お月さまです。
NIKON D810 - AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED - 18 mm - 3 sec (f/2.8) - ISO 8000 - (0 EV) |
一晩目は真夜中3時くらいに雲が晴れるとの天気予報だったため、目覚ましをセットして何とか起床。
カメラと三脚を担いで撮影に行きました。
The View Hotelからではホテルの光が邪魔になるので、ホテルの前の崖を少し降りてごつごつの岩場に撮影場所を確保しました。
懐中電灯も持っていきましたが、月明かりのおかげで足元もよく見えました。
大自然、星空と満月の下に一人。
満月の月明かりがビュートを照らし、予想もしていなかった写真が撮れました。
ビュートの岩肌が日中のように照らされて、星空との不思議なバランスを生みました。
NIKON D810 - AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED - 14 mm - 30 sec (f/2.8) - ISO 200 - (0 EV) |
14mm(上)だと空が広く写るので北斗七星がくっきり見えます。
24mm(下)だとビュートが強調されます。
NIKON D810 - AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED - 24 mm - 30 sec (f/2.8) - ISO 200 - (0 EV) |
北斗七星もビュートも、と欲張った結果の縦位置撮影。
月が明るいとはいえ、ファインダーやライブビューでで構図やピントを合わせるのはかなり難しいです。
「ISOを上げて短いSSで仮撮影→確認→ISOを戻して撮影」の繰り返しでした。
NIKON D810 - AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED - 20 mm - 5 sec (f/2.8) - ISO 1000 - (0 EV) |
レリーズを利用して、初コンポジットに挑戦してみました。
10秒撮影、1秒インターバルで設定しましたが、後からExif確認すると実際は20秒のものもあったりしました。
今回はKikuchiMagickというフリーソフトを利用して合成してみました。
あんまりいろいろと考えずにただ合成しただけですが、これはこれで好きです。
もうちょっとしっかりやればもっとスムーズな線のつなぎになるのかもしれません。
NIKON D810 - AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED - 20 mm - 10 sec (f/2.8) x 200 - ISO 500 - (0 EV) |
夜が明けてきて暇になってきたので、遊んでみました。
NIKON D810 - AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED - 19 mm - 40 sec (f/2.8) - ISO 200 - (0 EV) |
- シャッタースピードを長めにセットする:30秒もしくはバルブにて
- 懐中電灯をカメラ方向に向けて電源をオン・オフして動かす
- 一文字ごとに移動する
明るいと自分が写ってしまいますが、真っ暗の中でやれば字だけが浮かび上がります。
字を反対側に書くことの難しさと、写っている範囲の認識、の2点をクリアできればどんなものでも書けると思います。
朝方の星景撮影をしていると、あっという間に日の出がやってきました。
ホテルの部屋に戻って家族を起こして、鑑賞します。
NIKON D810 - AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED - 14 mm - 30 sec (f/2.8) - ISO 200 - (0 EV) |
もう少しビュート側から太陽が上がってくれるとよかったのですが、こればっかりは仕方ありませんね。
NIKON D810 - Sigma 24-105mm F/4 DG OS HSM - 82 mm - 1/60 sec (f/8) - ISO 64 - (0 EV) |
NIKON D810 - Sigma 24-105mm F/4 DG OS HSM - 32 mm - 1/40 sec (f/8) - ISO 64 - (0 EV) |
マニュアルでSSをいじるか、カメラに任せるか、悩みながらの数分間です。
Monument Valleyでの星景撮影をどうしてもやりたかったので、我が家はここで2泊しました。
初日:到着時曇り、明け方から晴れ三日目が濃霧だったこともあり、2泊したのは大正解でした。
二日目:朝から晴れ
三日目:朝から濃霧、何も見えず
三日目の朝に日本人のご家族とお会いしましたが、前日夜に到着→朝起きたら濃霧→スケジュール的にもう出発しないといけない、とおっしゃってました。
結果的にビュートをはっきり見ることができなかったと嘆いていらっしゃいました。
朝から晴れた二日目に撮影した写真です。
こうして振り返ってみると焦点距離32mmをよく使っていますね。
APS-Cなら20mmくらいですので、キットレンズ広角端でカバーできると思います。
NIKON D810 - Sigma 24-105mm F/4 DG OS HSM - 32 mm - 1/100 sec (f/8) - ISO 64 - (0 EV) |
14mmの超広角でギリギリ入るサイズ、とにかくでかい。
NIKON D810 - AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED - 14 mm - 1/30 sec (f/14) - ISO 64 - (0 EV) |
私の腕では写真にすることができませんでした。
NIKON D810 - AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED - 14 mm - 1/6 sec (f/14) - ISO 64 - (0 EV) |
NIKON D810 - AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED - 16 mm - 1/25 sec (f/14) - ISO 64 - (+1.3 EV) |
今回の旅で借りた車はJeepのGrand Cherokeeでした。
この車を選んだ一番の理由はこのモニュメントバレーを安全に自力走行するためでした。
期待に違わぬ走破性で、全く問題なく走ることができました。
全席シートヒーター・革張り・サンルーフといった高級グレードでしたが、燃費も20MPGといい相棒でした。
NIKON D810 - Sigma 24-105mm F/4 DG OS HSM - 82 mm - 1/125 sec (f/6.3) - ISO 64 - (0 EV) |
ちなみにThe View Hotelに泊まっていれば夜中もMonument Valley内の道を走ることができます。
上の写真にもヘッドライトが写っているものがありますが、夜間にビュートの傍まで向かう人は少なからずいました。
ですが。。。完全に真っ暗な中を走りますので自信がない限りお勧めできません。
お読みいただきましたら、下のボタン2つ押しておいてくださいませ。
HJさん
返信削除BLOGにコメントくださいましてありがとうございました。
私はまだグランドキャニオン等々へ行った事がないのでHJさんの
写真を見て帰国までに一度は行かないとと思いました。
TAKAさんコメントありがとうございます。
削除これからよろしくお願いします。
グランドサークルは写真撮影場所の宝庫ですので、ぜひ一度ご検討を!
行かれる際にこのブログが少しでも参考になればうれしいです。
冬はオフシーズンですいていてなかなか快適でした。
ミシガンから比べればあたたかいですし。Columbusからですと寒く感じるかもしれませんね。
こんにちは 6月にシカゴから西海岸までオートバイで走る予定です。バイクですので携帯性を考えてコンパクトデジカメにするかと思っていたのですが、こちらの写真を見て 無理しても一眼を持っていくかなーと迷っています。どちらにしてもこんなきれいな写真は撮れませんが…
返信削除モニュメントバレーはぜひ行きたいと思います。
ツーリングのための情報としても参考にさせていただきますので、また遊びに来させてください。
ごまもんさんコメントありがとうございます。
削除ブログ拝見しました。日本から来られて、バイクを現地調達して走るんですね!すごい!
しかもシカゴからナイアガラ行って、西海岸までモニュメントバレー経由で。。。いったい何マイルになるんでしょうか。。。
せっかくなのでハーレー購入したらいかがでしょう?きっといろんなところでハーレー仲間ができると思います。
さて、カメラの件ですが、アメリカの景色はとにかく雄大(だだっぴろい)ので、広角のレンズがあったほうが楽しみが増えると思います。
晴れた太陽の下であれば、コンデジでもiphoneでも綺麗に撮れますので、使い慣れた相棒をもたれるのも良いかもしれません。
一眼はコンデジに比べてかさばりますが、画像は綺麗ですし、何よりバッテリーの持ちが長いこともメリットだと思います。
ナイアガラの記事をまだ上げていませんが、できればカナダに渡ってカナダ側から見ることをお勧めします。
国境またぐのでいろいろ大変ですが、せっかくなので。。。
ご不明な点なんかあれば、コメントください。分かる範囲でお答えしますね。